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Tee break

浅沼晋太郎の 無駄なTee考はやめて出て着なさい

第四回「悪く言われる内が華」

2007年07月30日

誰かの陰口はいい酒の肴になるようで、集まれば陰口という人は多い。それだけ頻繁にするのだから、きっと楽しいのだろう。或いは頷き合って「自分たちは違うよね」と繋がりを確認するおさびし山の人たちかも知れない。人の噂も75日と言うが、ネットやメールが普及した昨今、文字に変化した悪意ある情報は、もう少し息の長いものになった。読者の中に、陰口で悩む方がいるならば、それはチャンスであるとお考え頂きたい。始めは多少なりとも精神的苦痛を伴うが、しばらくすると自分の環境が飛躍的に良くなっていく。それはなぜか。陰口を聞かされ「そうなんだ」と頷く人もいるが、中には「気分が悪い」と感じる人もいる。そう感じた人は味方になってくれるし、陰口に頷く残念レベルの人はあなたに近寄らなくなる。お洒落な街にはお洒落な人が、喫煙所には喫煙者が、ブルース・ウィリスには銃弾が集まってくるように、残念ゾーンには残念レベルの人々が集まる。つまり、そんな人が離れたということは、あなたが残念ゾーンから脱したことを意味しているのだ。最近、写真のプリントやドリンクを無料で利用出来るシステムがあるのをご存知だろうか。写真の隅やドリンクのカップに公告を載せることで、サービスを広告費で賄っているのだ。周知の事実だが、公告には価値がある。これを踏まえると、周囲の人間は広告塔となってあなたの名前を出し、良くも悪くもあなたを時の人にしてくれていると言える。話題にもあがらないことに比べれば、ずっと価値のある状況だ。何度もプロモーションされ、レベルまで上げて貰える。なんと素晴らしいことだろう。陰口を言う人に花王のギフトでも送るべきだ。着払い、代金引換えで。

問題発言、熱愛、不祥事…芸能人に何かがあった時の検索数は恐ろしい。噂になる時は注目されている時。そこでどう動くかが本当の勝負。だから、子供に見せたくない番組と言われながらも、スキャンダルすら笑いにする土曜8時のバラエティは心から凄いと思う。今日の一枚は、そんな番組のお手本になった男たちのリーダー。PTAには嫌われ、メンバーが捕まるような局面ですら、それをいじって多くの子供たちを笑わせた。心ない言葉に心が砕けそうになったら、次のステージを目指してこう言ってやれ。「だめだこりゃ。次行ってみよう」

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浅沼晋太郎浅沼晋太郎(あさぬま・しんたろう)

舞台、テレビ・映画、ラジオなどのシナリオライター、演出家。
俳優・声優としても活躍中。2007年、アミューズメントユニット「bpm」を結成。

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