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Tee break

CS RECORDS

VOL.3 無音の不可能性

2014年02月14日

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新企画、CS RECORDS!
CS RECORDSは、良質な音楽や楽器の紹介を目的としたレーベルです。ですが、その実態はCS RECORDSがデザインやディスコグラフィーまでもを創造した「実在しない音楽」のマーチャンダイズをプロダクト化するレーベルです。なのでTシャツやその他グッズを実際にデビューさせちゃいます!(笑)
※CAUTION※ CS RECORDSの企画は、ストーリー、登場人物、設定、CDやコンサートなどは全てフィクションですが、Tシャツは実際に販売中で、お買い求め頂けます。
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新進気鋭の現代音楽家「JOHN KENJI」の新作アルバム「図形楽譜によるソナタ」

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ゴーストラーター??
今巷を騒がせている話題と言えば、作曲家佐村河内守氏と新垣隆氏のゴーストライター問題ですね。ただ、佐村河内守氏の作曲指示書を見てビックリ!見事な図形楽譜じゃないですか。現代音楽から見たら、立派な作曲です。その他の問題はさておいて、、、っと頭から話はそれましたが、今回のアーティストは新進気鋭の現代音楽家「JOHN KENJI」です。

音から逃れることはできない。
日本人現代美術家の母ヨウコ・オオノとアメリカ人指揮者の父STEVE KENJIの間に産まれたJOHN KENJIは日本とアメリカで育った。そんなKENJIは幼い頃から作曲をし、みるみる頭角を現した。まだ聴いた事のない音楽を創造したい。その強い欲求がある帰結を迎える。日本人の母から「禅」を教えられ、その「無」という思想に強く影響を受けた。KENJIは無音の音楽は成立するか?という問いを日夜考え続けた。あるとき、無響室に入ったKENJIは衝撃的な経験をする。
「ドクン・ドクン」とある場所から音が聞こえるではないか!それはKENJIの心臓からだった。「音」から逃れることはできない。この無音の不可能性の経験からKENJIは「森羅万象あらゆる物が、音を奏でているのだ!」と確信した。

4分33秒の衝撃
2014年音楽界を揺るがすある事件がおこる。場所はニューヨークのカーネギーホール。次々と革新的な音楽を作り出すKENJIの新作発表コンサート。超満員の観客達は、今か今かと開演時感を待ちわび、ホールは異様な熱気に包まれていた。
19時30分、コンサートの幕があがった。フルオーケストラが裕に入るステージにはぽつんとピアノが一台おかれているだけだった。ざわめく会場をよそに、袖から一人のピアニストが出て来て着席。楽譜を置き、鍵盤蓋を開けた。ざわめきから水を打ったような静けさへと空間がかわり観客は固唾を呑んで見守った。ピアニストはその両手を膝においたまま、一向に鍵盤に指を移さない。30秒…、1分…、2分…、次第にしびれを切らした観客から、ひそひそ話やため息が漏れだす。3分…、4分…、4分33秒。ピーンと張りつめた会場に衝撃が走る。
「パタン」なんと、ピアニストが鍵盤蓋を閉じ、退場するではないか。怒号と歓声、困惑と快感とともに幕が降りた。
その後、KENJIより記者発表会で、『「これは無音」の音楽である。あの会場で奏でられたオーディエンスため息、時計の秒針、空調の振動、etc…全てを僕は音楽として発表した。これはあらゆる概念のパラダイムシフトなのだ。世界は音楽で満ちている。』

クラシック会場で異例の売上のTシャツ
そんなKENJIのコンサートで発売されていたTシャツはこちら。(クラシック会場でTシャツ販売しちゃいました!)
4分33秒の楽譜とKENJIが多用した図形楽譜デザインTシャツ。これ着てたら、特定の人物とかなり仲良くなれるんじゃないでしょうか!マニアック!

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4分33秒_楽章を通して休止することを示すtacetが全楽章にわたって指示されているので、演奏者は舞台に出場し、楽章の区切りを示すこと以外は楽器とともに何もせずに過ごし、一定の時間が経過したら退場する!
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図形楽譜: 一般の方から見たら単なる落書き!?現代美術!?いえいえ現代音楽の世界では古くから普通に使用されている楽譜の一種です。

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